GTmetrixで計測
Luxeritas ルクセリタス にWordPressテーマを変更しました。WordPressマルチサイト設定をしてホスティングサービスはエックスサーバーの環境です。WordPressのテーマを使ったサイトのスピード計測には「PageSpeed Insights」「GTmetrix」と「pingdom」などがあります。ここではGTmetrixにて表示スピードとサイトの状態を見てみます。
URLをコピペしてするだけで数値が表示されます。
プラグインのAkismetは有効にしてスピード計測してみます。
↓
PageSpeed Score 81%でB判定
YSlow Score 64%でD判定
初めて速度計ったので納得するしかありませんが、下の部分で二カ所、Gradeが低いのが気になります。
Enable gzip compressionがGRADE F
Leverage browser cachingがGRADE E
となっています。
Enable gzip compressionのGRADE Fに対する対策方法
GRADE判定が低いですね。Luxeritas ルクセリタス に変えて何もまだテーマを変更せず、プラグインも少ない状態で干渉は無いでしょうから。Enable gzip compression「gzip圧縮を有効に」ってどういう意味なのかわかりませんが、調べてみると.htaccess編集で以下の記述を加えるとそれが有効になるとのことです。
.htaccess編集に加えるコードを調べていて分かったのですが、Googleが開発した「mod_pagespeed」という拡張モジュールがあって、それを活用するようにするとファイルサイズを圧縮したり整理してよりスピードアップにつながるということらしいとわかってきました。その命令を.htaccessに記述してやると良いとのことです。.htaccessファイルの編集は間違うとWordPress最新インストールというマルチサイト設定状態の今ではすべてのサイト、すべての設定がやり直しで避けたいところです。エックスサーバーのサイトを見ていると、エックスサーバー特有の機能でワンクリックでこれらの設定をしてもらえるらしいのです。
エックスサーバーでは「mod_pagespeed設定」ワンクリックで有効化
一般にはWordPress内の.htaccessファイルに記述する必要があるのですが、エックスサーバーではServer Panelからクリック一発で「mod_pagespeed」有効化できます。ちょっとびっくりしました。
エックスサーバーの説明のある手順どおりに「mod_pagespeed設定」の「ONにする」をクリックしました。
これで「mod_pagespeed設定」がONになります。簡単ですね。GTmetrixにて再度、評価を見てみます。
PageSpeed Score 81%でB判定 → 91%でA判定
YSlow Score 64%でD判定 → 73%でC判定
Page Load Timeも改善しています。(2.2s → 1.7s)
どれも驚くほど改善されています。
Enable gzip compressionがGRADE F → Leverage browser caching D
Leverage browser cachingがGRADE E → Inline small JavaScript B
Recommendationでは項目も変わりGradeも上がっています。
これだけ劇的に変わるとは思いませんでした。テーマと干渉したりとかプラグインとの不具合があったときのために選択するようになっているんでしょうか?クリック一つで効果絶大なので、何かしら影響あっても影響のあるテーマ、プラグインをどうにかしたほうがいいかもしれない!というレベルでお勧めです。